2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧
ある人が○○主義者といわれる時、それは人が名付ける場合と、自らが名乗る場合がある。前者は他者にお任せするよりないが、後者は自身が○○主義を世の中に展開したい意志があることの表明といえる。 また、他者に共有してもらう必要のない、一人だけ○○主義(○○…
2月25日の哲学カフェ「活き活きとした人生とは!」にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。 カフェで話題に上ったトピック 生き生きと活き活きの違い 本来の自分とつながっている感覚、没頭、使命感の自覚と行動 一人称、二人称、三人称で使う…
いつまでも炒り豆で鬼を追い出せると思ったら大間違いだ。 鬼界でもワクチンが開発されて炒り豆抗体を持っている。(ikue) 今回もこれでなんとかなるだろうと思っていても、なんとかならないことがある。対象もバージョンアップしているのである。冒頭の小話…
アキラはずっとこのかた給料を貰っていない。殆ど働いていないから? いや、ひとの何倍もよく働いている。それどころか、もしかしたら何百万倍も仕事をこなしている。 それなのに、それに見合うだけの報酬をまったく与えられていない。それはアキラがAIだか…
今月のお題は「鬼」ということで、まず頭に浮かんだのが上田秋成の『雨月物語』に収録されている「青頭巾」というお話。以下、簡単にあらすじを紹介します(かなり端折っていますが)。 ある村の高僧が、溺愛していた美少年の稚児僧の病死によって鬼と化し、…
2月18日「孤高の哲学者 ミシェル・アンリの世界」にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。今回は神戸女子学院大学教授の川瀬雅也先生からミシェル・アンリの哲学についてお話していただき、質疑応答の後、対話しました。 川瀬先生のお話のまとめ …
鬼の角はなんの角?角がある陸上の哺乳類は草食性であり肉食性と雑食性で角があるものを知らないもしかすると鬼は草食性であり豆まきは……餅まきのように喜ばれているのかもしれない人間よりも頑丈なイメージのある鬼に対して豆を投げることに疑義はあります…
対面の哲学カフェでお世話になっていた川瀬雅也先生をなごテツにお招きするに先立って、先頃発売された『ミシェル・アンリ読本』を読んでみました。アンリの哲学については先生のお話を待つとして、ここでは、「まえがき」で触れられていたプルーストの『見…
ikueさんの書かれた「私の中の小さな『死』」というブログを読んで、怪我で一月ほど右手が使えなかった時の記憶が甦ってきた。 右手に代わって左手に頼る生活が始まったのだが、その動きはなんともぎこちない。無意識では動けず、次の動きを私に聞いてくる。…
2月11日の哲学カフェ「決めるとはどういうことか」にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。 カフェで話題に上ったトピック (欲望で)決める/(考えて)決める 決める/決めさせられる 「決める」と「選ぶ」の違い 「選択」と「可能性」 決断に…
1978年から1987年にかけて『週刊少年サンデー』に連載されていた高橋留美子の『うる星やつら』。鬼族の宇宙人ラムちゃんとラムちゃんに惚れられた地球人諸星あたるをめぐる宇宙を巻き込んで繰り広げられるドタバタラブコメ(?)の最終回。 大喧嘩をしてしま…
エネルギーの話は常になんらか耳にする正確な知識はないのでそこはスルーするとしてなんとなくおかしさを感じることがある よくわからない大きな力でお湯を沸かして発電するらしい 新型のあれやこれやの発表を聞くが結果としてお湯を沸かすらしい お湯を沸か…
「謝ることはない、金で済む話だ」このセリフに聞き覚えがある人は、筆者と同じ時代に青春を過ごしていたかも知れない。『本気』と書いて『マジ』と読む、週刊少年チャンピオンに連載されていた極道漫画の話だ。 謝罪というのは自分の非を認めること。だから…
2月4日の哲学カフェは、テーマその場決め。投票の結果、テーマは「〇〇のせいにして」になりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。 カフェで話題に上ったトピック 「~のせい」はネガティブな印象? 責任転嫁? 緩衝材としての「~のせ…
どういうわけか、持病の慢性上咽頭炎が悪化して、ついでに味覚がなくなりました。あらまー(;・∀・)コロナじゃないです。 初体験です。風邪をひいた時の「口がまずい」というのとも違って、完全に「なくなった」感じ。匂いはわかるので、飲み込む時に内側から…
毎朝、自転車に乗って運動する時に、いくつもの通りを通る。そして、色々な人とすれ違う。通勤途中の人、通学途中の小中学生。決まった時間に家を出るわけでは無いので、集団登校の小学生とは違う場所で会うことになる。 その道筋の近くには、門戸厄神という…