2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
12月28日の哲学カフェのテーマは「あなたはいつ振り返りますか」でした。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。 カフェで話題に上ったトピック 意味を見つけて納得したいので振り返ること多い 完成度の高い作品と余白が残っている作品で違う。…
カウンセリングを学んでいた頃、ハッと気づくことがたくさんあったのですが、とりわけ強く覚えていることがあります。それは、『カウンセラーは、クライエントの悩みを共に持ち続けることが大事』というものでした。これは河合隼雄先生の著書のどこかに書か…
熱い訳でもなく冷たくもない、適切な温度である筈なのに、何故か『ぬるい』と貶されて言われるのは何故だろう?『熱い』や『冷たい』には価値を認めても、その間は価値を認められないのだ。 唐突かも知れないが、日本では花と言えば桜のことだが、どうして桜…
12月21日の哲学カフェのテーマは「集団の中で個人はどう生きるべきか」でした。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。 カフェで話題に上ったトピック ● 参加者が考えた自分が属している集団 職場/夫婦or家族/自分/サークル/哲学カフェ/オンラ…
もうすぐクリスマスだ。子どもの頃はサンタクロースには秘密がいっぱいだったが、大人になるに従いその謎が解けていく。私はクリスチャンではないので、12月25日に厳かに教会にお祈りに行くわけでもなく、お祭り気分でクリスマスを家族で共に過ごすくら…
独立研究者、森田真生さんの『僕たちはどう生きるか』を読みました。ハッとさせられる記述が随所にあるのですが、とりわけ心を惹かれた部分をひとつ、ご紹介します。 目の前でどれほど素晴らしいことが起きていたとしても、僕たちはそれが「二度と起きない」…
合理的配慮とは何かを考える上で、職場の上司が勧めて下さった本がある。川内有緒著「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」(集英社インターナショナル、2021年初版)だ。 この本を読む前に、私は上司から「合理的配慮は、英語のreasonable accommodati…
こんにちは。「なごテツ世話人&ファンのつぶやき」ブログの変酋長、井上です。皆様の温かいご支援とご寄稿により、しばらくの間、のんびり過ごすことができました。ご協力、ありがとうございます。心よりお礼申し上げます。 しかし、いつまでものんびりして…
西大和学園の大内敦史さん発案の「PhiSoLogue」とは、社会課題をテーマに、哲学カフェで対話すること。12月7日に開催された会は、「幅広い年代の方々と身近な社会課題について対話することで、物事に関する多様な観点に触れることを目指したい」と考えた大内…
以前、日常生活の8割以上を英語で過ごした経験がある。英語で話し、書き、考えざるを得ない環境にいた時期のことだ。その時のことが、今も忘れられない。 日本語は「同じ」であることが前提にあり、沈黙することでその場の同意(賛成)を得ようとする文化の中…
この夏、災害時用に寝袋を買った。ねぶくろさん、と呼んでいる。幸い、寝袋としての出番はまだないものの、初冬になり手放せなくなっている。日中の下半身の保温にちょうど良いのである。下半身をすっぽりと収めて腰の後ろまでカバーできる。寝袋の奥には、…
先日、医者に行った帰りに公園を横切った。緑の多いところで、好きな場所である。 普段、散歩をする時間は朝が早いので、通勤・通学やウォーキングをしている人とすれ違うだけであるが、医者に行く時間帯になると、保育園の子達の姿を見ることもある。その日…