ある日、マンションから外を眺めると街は靄の中にありました。
朝日に照らされ白く光る雲に覆われた街。
そこに送電線のタワーだけが逆光の中でくっきり黒く、街を横断するように連なっていることに気が付きました。
靄の中に鉄塔だけが続いている。
それは幻想的な眺めでした。
いつも景色を見ている時にはタワーは全く見えません。
ちょうど家並みだけが隠されるように靄が生まれたのです。
見えているはずのものが見えていないことを実感できる不思議な経験でした。
(寺)
ある日、マンションから外を眺めると街は靄の中にありました。
朝日に照らされ白く光る雲に覆われた街。
そこに送電線のタワーだけが逆光の中でくっきり黒く、街を横断するように連なっていることに気が付きました。
靄の中に鉄塔だけが続いている。
それは幻想的な眺めでした。
いつも景色を見ている時にはタワーは全く見えません。
ちょうど家並みだけが隠されるように靄が生まれたのです。
見えているはずのものが見えていないことを実感できる不思議な経験でした。
(寺)