気の弱いアキラ君。塾からの帰り道、地下鉄を出てから真っすぐに家路へと急ぐ。あたりは人気のない住宅街で、この時刻だと街灯が点いているものの真っ暗で下弦の月だけがアキラ君を見守っていた。妖怪・朱の盤は探していた。人間の恐怖心を餌とするこの妖怪…
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