島根県は毎年自虐カレンダーを発行しており、そこに載っている自虐コピーが県民に密かな人気なのですが、初期のコピーに「天国に一番近い県」というのがあります。要は超高齢県ということです。2021年の敬老の日前後に行った調査で、10万人あたりの100歳超人口全国一位という栄誉に輝きました。そのほとんどが女性です。
島根県は夏蒸し暑く冬は積雪、県民所得も低く、決して暮らしやすいところではありません。加えて超保守的な土地柄で男尊女卑、今尚昭和の価値観が残っています。
そんな中で何故女性が長命なのか?
私が見る限り、島根の女性は普通ならストレス源となるような状況をあまりストレスと捉えず淡々と生きているという印象があります。
お隣の鳥取県は島根より保守的ではないものの、お世辞にも暮らしやすいとは言えない環境なのに、女性のストレスオフ度ランキングで1位を獲得しています。男性は高順位ではなく、ギャップの大きさでも注目されました。
ストレスって何なのだろうと考えさせられたデータです。
ちなみに去年の自虐カレンダーには「家と家とがソーシャルディスタンス」というのがありました。我が家は普通の住宅街なので隣家はすぐ横です。念の為。