友人が、子供の保護猫の面倒をみるボランティアをしている。先日、姉弟の子猫を預かったというので、訪ねてみた。
友人宅に来て3週間ほどの子猫達は、遊び盛り。じっとしていることがない。いつまでも2匹でじゃれあっている。どうして、こんなに飽きずに遊び続けていられるのだろう。思えば、姪っ子の小さい頃もこんな風だったもしれない。
子供の頃は全てが珍しく、「無心」に対象に向かっていたように思う。時間も体力も周囲の目も気にせず、楽しいことに没頭し続けていられた。大人になるにつれて、そんな時間は減っていく。遊び続ける子猫達を見て感じた懐かしさは、忘れていた子供時代の「無心」の記憶のせいなのだろうか。
大人では、オタクが「無心」の名人といえるのかもしれない。社会性と両立すれば、オタク的生き方はライフスタイルとして、もっともてはやされてもよさそうだ。今後目指すは、カッコいいオタクだろうか。
(MK)