2月18日「孤高の哲学者 ミシェル・アンリの世界」にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。今回は神戸女子学院大学教授の川瀬雅也先生からミシェル・アンリの哲学についてお話していただき、質疑応答の後、対話しました。
川瀬先生のお話のまとめ
- 現代西洋哲学の「脱中心化」に対し、自己の内部に目を向けた
- 自己の自己性
- 一般化できない絶対的な私、内側から感じる自分
- 感情は外から来るものではなく、自己自身を感じるもの
- 私は私を被らざるを得ない
- 苦しみを受容し、自分と一体となる喜び(joie)→生を与えた存在に近づく
- 生=自分が自分に与えられていること
- 自己を感受していない生はない
対話--「感情」って何?--
進行役のコメント
いつもより更に鋭い質問が飛び交う刺激的な回になったと思います。
一つ一つの質問に丁寧に答えてくださった川瀬先生に感謝です。
時間配分等、反省点は多々ありますが、またこういう企画ができると良いと思いました。