10月28日の哲学カフェのテーマは「自分と自己 」でした。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
カフェで話題に上ったトピック
- "I" としての自分 、"Self", "Sein"(存在)としての自己
- 一人称としても使う自分、三人称的な自己
- 他人から見た自分、社会的役割としての自分、内面の深いところにある自己
- 文語・漢語としての自己は四字熟語になりやすい、口語・和語としての自分はポップで使いやすい
- 本質的な違いはそれほどなく、実は雰囲気の違いだけ?
- 身体を持つ自分、概念としての自己
- 自分らしさや 個性、自我との関係
- 多様な自分を統合して、合わせ鏡のようにできる自己同一
- 総量(トータル)としての自己があり、そこからニーズに応じて自分を切り出す
- 自己は深いところにあり表現されるべきもの、自分は表層的で価値が軽い
- 感情に揺さぶられる自分と、それをメタ視点で冷静に見ている自分はどちらが自分か?
- 大事にしたい自分と、メンテナンスしなくてはならない自己
- 『鋼の錬金術師』は自分を取り戻す冒険譚
進行役のコメント
様々な角度から対話が進み、とても興味深かったです。
「自分」という言葉は相手に対しても使う言葉ですが、「あなた」は自分に対しては使わないのは何故?という問いが面白かったです。
当日参加された方もされなかった方も、コメントお待ちしています