6月17日の哲学カフェのテーマは「「話す」ことと「書く」こと」でした。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
カフェで話題に上ったトピック
- 話すときの目的は他者に向かい、書くときの目的は自己の内省
- 頭の中でどこまで考えてから話す/書くことをしているか?
- 書く時は、自分で読み考えるという客観視があり、推敲や情報の再構築ができる
- (基本的には)話すと聞くは同時、書くと読むにはタイムラグがある
- 書く:一方向性が強い 話す:二方向性(相互作用)が強い。
- 自殺志願者の心に寄り添えるのは電話かチャットか。
- 紙とペンで書くのとワープロで書くことの違い。 対面の会話と通信音声の違い。 一概に語れない。
- 書くことは正確さ、記録性に勝る
- 話す時には表情、声色、息づかい、テンポなど複合的な情報伝達がある
- ロジカルに書こうとすると個性が削られてしまう。 曖昧さの残る話し言葉も好き。
進行役のコメント
「話す」「書く」と「考える」の相関関係に様々な形があって興味深かったです。「話す」ことと「書く」ことの違いは、長所短所によってわかるものもありますが、欠落によって浮かび上がるものもあると思いました。
当日参加された方もされなかった方も、コメントお待ちしています。