おなごテツ「守りたい、守られたい」に参加し、皆さんとお話をして、終わってからいろいろと考えが浮かんだ。
ふと思ったのが、映画、ドラマ、アニメなどの守る側の主人公のこと。主人公はかっこいいヒーローとして描かれるが、守られる側がかっこよく描かれている作品はないような気がする。
守られる側のキャラは優しく美しいが、か弱くてかっこよくはない。守られる側が弱々しいほど、守る側の主人公が輝き、ストーリーが盛り上がるからだろうか。弱いヒロインがいるからこそ、ヒーローはかっこよく見える。
おなごテツの話し合いの中で「ヒーローに守られたい女性はいまだに多くいる」という話しになった。守られる側は魅力的だろうか？ 守ってくれる相手は本当に相手のこと思っているのだろうか？
守られる側のかっこ悪さがわかる人なら、相手の気持ちを考えて、簡単に「守ってあげる」とは言わないかもしれない。守ることより、自立できる力をつけさせてあげるほうがその人の為だろう。
やっぱり安易に「守りたい」「守られたい」とは言えない。映画やドラマはすぐに終わるが、現実の長い時間、守ったり守られたりする関係を続けることはしんどいかもしれないと思った。とりあえず自分で自分を守ることを大事にしよう。
（T）
