怪我をしました。
我が家では、天気の悪い日は室内で扇風機を使って洗濯物を乾かすのですが、扇風機の角度を変えようとして、回っている扇風機の羽をウッカリ触ってしまったのです…。
一瞬変な音がして、次の瞬間、中指に衝撃が。
イタイ……(/_;)
頭に浮かんだのは、『注意一秒、怪我一生』というコトバ。
これは、ことわざみたいですが、交通安全協会が募集した安全標語だそうです。
現場感覚に優れた、的確なメッセージですね！
しかし、言いたいのはそこではなく、なにを言いたいのかと言いますと、
「この経験はマイナスだろうか？」
という問いが生まれたことです。
一瞬の不注意で幼稚園児レベルの怪我をしたわけですが、痛みも徐々に引いて、それほどの大怪我でもありません。ですから、このことによって『注意一秒、怪我一生』という貴重な教えを古い引き出しから引っ張り出すことができたことは、マイナスではなく、むしろ幸運なのではないかと。
この経験がなかったら、ウッカリ信号無視などして車に轢かれていたかもしれません。でも今、私の脳には『注意一秒、怪我一生』という文字が黒々とした筆文字で上書きされたので(イメージ)、おそらく当分の間は車に轢かれることはないと思います。
今回の経験は、怪我が減るという未来を、扇風機で怪我をしたという過去が作ったことになります。
そしてこれからも、今この瞬間の「注意」が、未来の「怪我」の可能性を減らしていくと思われます。
不注意という「因」が、怪我という「果」を生みはしたものの、新たに「因」となった怪我が、未来の安全という「果」を作る。
さらに時が経てば、日々の安全にあぐらをかいて、また怪我をするという「因」になるかもしれませんけど…。(その繰り返しであることも経験済みですが(;・∀・)
当分は『注意一秒、怪我一生』を心に刻みたいと思います。
…ちなみに、起こることの全ては決められていて自由意志はない、という立場に立てば、以上のことは単なる戯言になっちゃいますので、あしからず。(笑)
(ikue)ゆる記事担当
