1月6日の哲学カフェのテーマは「その場決め」。参加者から提案されたテーマの中から選ばれたのは「私の中の他人」でした。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
カフェで話題に上ったトピック
- 自分とはなにか
- 無意識、本能、感情は自分?
- 自分を自分だと認識している範囲
- 体調や体内の分泌物、自律神経の影響を受ける
- 記憶が自分を形成している
- 一度も鏡を見たことがない人は、映像の中の自分を見つけ出せるのか
- 私の中の自分=人格(何を体験したかの反応)
- 執着と本当の自分
- 心と体の葛藤、執着を手放したニュートラルな状態
- 自分を意識したのはいつ?
- 小学生のとき、自分は世界とつながっていない独立した存在と気づいた
- 左利きを指摘されたとき、親と自分は別の存在と気づいた
- 自意識が芽生えたとき、自分を見つけた
- 親の愛を諦めたときに自我が芽生えた
- ホルモンに振り回された自分は40過ぎると消えた
- 自分と他人との境界を意識したときに自分が生まれる
- 自分を発見したのは、他人を発見したのと同じ時期
- 私の中にいる他人とは
- 自分のなかにいろんな人格(役割)がある
- 全部自分。他人なんていない
- 出会った人は全員、私の中にいる
- 自分では思いつかないようなアイデアが浮かぶ
- 自分の中の他人は、自分が解釈した他人。それも自分の一部
- 自分の中に他人がいると思うと、自分の価値が揺さぶられる
- 本能と理性。理性で客観視すると本能で動いた自分が見える
- 自分の中に、背中を押してくれる者と、止めてくれる者がいる
- 理性や社会的価値観を伴っているのが自分の中の他人
進行役のコメント
「名前を呼ばれても自分という感じがしない。親からもらった体だし、名前も親からもらった。他の人からもらったモノばかりで自分はどこにあるか探している感じがする」という雑談時間のコメントが強く心に残りました。
当日参加された方もされなかった方も、コメントお待ちしています。