なごテツ世話人&ファンのつぶやき

「なごテツ」の世話人およびファン倶楽部のメンバーによる個人的なつぶやきブログ。なお、ここに書かれているのはあくまでも個人の意見で、「なごテツ」の意見ではありません。

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重層的で潜在的な「教養」への思い

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4月9日の哲学カフェのテーマは「教養とは」だった。私は、なぜ人が「教養」「博識」に憧れたり、目指したりするのかが気になった(現代は「教養」の時代ではないとはいえ)。

 

「教養」があるほど他者や社会への理解を深められるというのは本質だと思いつつ、動物的に、その希少性と、他者に対しての優位性を目指すようにできているから、という気もしている。

 

学歴偏重社会の副産物でもありそう。義務教育から点数を付けられて育ち、スポーツでも仕事でも順位を重視する社会で育った人間の抱く「教養」への思いは、肯定的でも否定的でも、重層的で潜在的な代物なのでは。

 

哲学カフェに集う人たちは自分を含め、「教養」や「博識」に思い入れが深い人が多いのではと思った。

(MK)