なごテツ世話人&ファンのつぶやき

「なごテツ」の世話人およびファン倶楽部のメンバーによる個人的なつぶやきブログ。なお、ここに書かれているのはあくまでも個人の意見で、「なごテツ」の意見ではありません。

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100年を考える

昨年から、大学クラブのOBとして100周年の記念活動に携わるようになった。その柱の1つが記念誌の作成である。これまで抽象的な概念として100年といった長い時間を考えることはあったが、具体的なこととして100年を考える機会となる。大先輩からも将来のためにということで期待を感じるメールを受け取る。一世紀を総括するしっかりとした物を作りたいと編集メンバーからコメントをもらったこともある。確かに大きな節目ではあるし、どのような方針で臨むべきなのかを考え込んでしまった。

色々と思いめぐらせていて、ある時、こんなことに気が付いた。これまでは、50年、70年を節目として記念誌を作ってきた。この組織がある限り、これからも2~30年の節目ごとに歴史がまとめられていくだろう。そうであるなら、100年もその途中の1つである。妙に力を入れて100年全体を特別視し俯瞰して考えるよりも、今100年目に見えていることをしっかりと伝えることこそ、やるべきことではないか。そう考えると、少し気が楽になった。

今できることをしっかりする。基本的なことであるが、自分としては納得できた体験である。

(寺)